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文字を縁取りにしてしまえば、動画素材によらず見やすくなるため、ここでは文字を縁取りにする方法を解説します
もともとニコニコ動画には文字を縁取りで表示する機能があるのですが、これは投稿者コメントでニワン語というものを使わないと表示できないようになっています
なお、これは投コメ専用のコマンドなので、一般コメントでは使えません

難しいことはわかんないという人は、ページ最後のスクリプトをコピペするか自分用に書いた簡易投コメ変換があるので使ってみてください→nico2futi

ニワン語を使う上では、投コメ編集モードのエディタの使い方を覚える必要があります
投コメ編集モードのエディタにおいては、「時間(秒換算):コマンド:本文」と:で区切られた形で書かれており、すべて編集可能です
特に時間はエディタモードじゃないと書き換えられないので大事です


そして、本文が「/」から始まる行はニワン語と解釈されます
とりあえず、どんなものかつかむため、下のスクリプトをコピペしてコメントしてみてください

/t=drawText(text:"まれによくある",size:16,color:0xffffff,x,y:180,filter:"fuchi");timer(timer:4,then:t.visible=false)

図のようになると思います。基本的な仕組みはこれがすべてです

先ほどのスクリプトの内訳は以下のようになっています



命令tと定義づけたdrawtextで縁文字を表示し、timerで時間を計って4秒たったら命令tを消すという簡単な奴ですが、基本となります
これの必要なところを書き換えることにより、好きな位置に文字を自由に表示できるようになります

が、QMA動画においては基本的に固定位置に表示する上に、毎回これは長すぎて邪魔くさいので改良します


ニワン語には自分で命令を作る機能もあります。これを利用して縁文字を下に表示するものを作ります
書式は/def_kari('命令名',実行する内容)です

/def_kari('futi',t=drawText(text:ft,size:16,color:0xffffff,y:180,filter:"fuchi");timer(timer:4,then:t.visible=false))

意味はfutiという命令を作成し、ft:に書かれた内容を…という奴です。実行する内容自体はコピペです
そしてこれを0秒の時点にコメントします。これにより0秒の時点からこのコマンドが使えるようになります。
0秒コメの重さが気になるなら2-3秒ぐらいずらしても良いかもしれません

これにより、/futi(ft:"まれによくある")でさっきと同等のものになりました。だいぶんコマンドがすっきりしましたね



とりあえずこの命令作成をコピペして、コメントに/futi(ft:"コメントの文章")で投稿していっても十分実用に耐えるとは思います


このままでも十分使えるのですが、新プレイヤーにおいてはニワン語の挙動が変わっているところがあり
だいたい30回ぐらい表示コマンドを使うと、以後のスクリプトが動かなくなります。ので以下のように作り替えます

/t=dt(text:"",size:16,color:0xffffff,y:180,filter:"fuchi")
/def_kari('futi',t.text=ft;timer(timer:4,then:t.text=""))

内容としては、下段に内容のないテキストまず表示します。そして、futi命令はそのテキストの内容を差し替え、4秒後にテキストの中身を消すにしました
表示する仕組みが変わっただけなので/futi命令自体は互換です






以上で解答に使うには十分なスクリプトになったと思います。が、1行では足りないこともあるので2行表示+αで拡張します

/t=dt(text:"",size:16,color:0xffffff,y:180,filter:"fuchi")
/u=dt(text:"",size:16,color:0xffffff,y:159,filter:"fuchi")
/v=dt(text:"",size:16,color:0xffffff,x:0,y:125,filter:"fuchi",pos:'ue hidari')
/def_kari('futi',t.text=ft;timer(timer:4,then:t.text=""))
/def_kari('futi2',u.text=ft;timer(timer:4,then:u.text=""))
/def_kari('futi3',v.text=ft;timer(timer:4,then:v.text=""))

基本的に中身は一緒です。当然ですが命令tは一度に一つしか定義できないため、他の表示はuとvを割り当ててあります
命令futi、futi2、futi3のそれぞれの表示位置は以下になります。


以上でスクリプトの説明終わりです
これをコピペして使っても良いですが、現実的にはfutifutifutifuti書くと疲れるので、
いったん普通に投コメ書いた後、この書式に置換するbatファイルを使っています→nico2futi


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